社会インフォマティクス学環3年 森脇さん
和歌山大学では、基礎から丁寧に学べるデータサイエンス教育を展開しています。全学必修の「データサイエンスへの誘い」は、オンデマンド形式の授業と手を動かして学べる演習を組み合わせた構成で、初めてデータサイエンスを学ぶ学生でも無理なく取り組めるよう設計されています。
社会インフォマティクス学環3年の森脇さんに、授業で身につけた知識をコンペティションや日常の中で役立てた経験について伺いました。


手を動かすことから始まった学び
「データサイエンスへの誘い」の授業は、データのダウンロード方法や保存場所の決め方といった初歩の部分から丁寧に教えてくれました。困ったときに質問できる環境があり、友達と一緒に課題を進められたこともあって、安心して取り組むことができました。オンデマンド形式だったので、空きコマに図書館で受けるなど、自分のペースで続けられたことも良かったです。
授業のあとには毎回演習課題があり、学んだことをすぐに手を動かして確かめることができました。理解したつもりになっていたところも、演習で少し形を変えてやってみると、これはこういう意味だったのかと気づけることが多く、自然と復習にもつながっていました。
コンペティションの舞台で活きた知識
授業で学んだことは、コンペティションに挑戦したときにも役に立ちました。提案の背景をまとめるために、実際にサービスを利用してくれそうな人の口コミを集めて分析し、必要な情報を整理していきました。どう進めればよいか迷う場面では、授業で扱った分析手法をもう一度調べ直しながら形にしていくうちに、思っていた情報が手元にそろっていく感覚がありました。
こうした取り組みを通して、学んだ内容が別の場面でも通じると実感できたことは大きかったです。参加したコンペでは賞をいただくことができ、今後にもつながる経験になりました。
数字に意味が見えた瞬間
最初はデータを見ても、数字がただ並んでいるだけに感じていました。それがグラフにしてみると流れが見えてきて、この数字には意味があったのだと気づきました。わからなかったことが少しずつ見えるようになって、そういう瞬間が楽しかったです。数字やグラフへの抵抗は学ぶうちに薄れていき、企業のサイトに掲載されているデータを見るときにも、以前ほど構えることがなくなりました。
データサイエンスというと難しい数学が必要なイメージを持たれることもありますが、実際には数学そのものより、知識をどう使えばいいのかを学ぶ要素が大きいと感じています。文系であっても、今後の学びや将来に活かせる場面は多いと思います。









