社会インフォマティクス学環3年 門田さん

和歌山大学では、実社会のデータを用いた実践的なデータサイエンス教育を展開しています。

社会インフォマティクス学環3年の門田さんに、授業での気づきや分析の手応えを通じて感じたデータサイエンスの面白さについて伺いました。

実データに触れて広がった関心

もともとデータサイエンスは理系向けというイメージがあったのですが、実際に授業を受けてみると、文系出身の自分にも理解しやすい内容でした。その中で特に印象に残ったのが、授業で行ったバスケット分析でした。オークワさんの実際のデータを用い、どの商品が一緒に購入されているかを分析したのですが、その結果が自分の感覚とは大きく異なっていました。どの商品が多く併売されているかがわかったとき、「なぜこの結果になるのだろう」と考え、その理由を探っていく過程に宝探しのような面白さを感じました。身近なデータを扱う中で、それまで持っていたイメージとは異なる新しい発見がありそうだと感じ、そこからだんだんとデータサイエンスにのめり込んでいきました。

数字の裏側を見る視点

授業を受ける前は、グラフを見て相関が高いと言われれば、そのまま受け取っていました。しかし、数値の意味やグラフが何を示しているのかを学んだことで、情報の捉え方が大きく変わりました。

グラフの見せ方ひとつで印象が変わることがわかってからは、縦軸の設定やデータの条件なども気にするようになりました。その結果、ニュースや広告の数字も鵜呑みにせず、自分なりに判断する見方が身についたと感じています。

根拠を持って伝えることの手応え

データサイエンスは分析して終わりではなく、結果を人に伝えるところまで含まれていると感じています。自分で立てた目的に対して検証し、データで裏付けて説明することで、経験や勘だけに頼らない提案ができるようになりました。

和歌山に高齢者を観光で呼ぶ施策を考えたことがありました。高齢者が観光地に求める条件を分析したところ、自然や温泉といった和歌山の特徴と重なっていることが分かり、施策を考えるうえでの判断材料になりました。漠然と考えていたことがデータによって確かめられたとき、しっかりとした根拠を持って人に説明できるという手応えを感じました。

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