JAわかやま寄附講義「食と農のこれからを考える」(全15回) 最終講座が開催されました。
公開日 2025年01月29日
昨年10月からスタートした今年度の『JAわかやま寄附講義「食と農のこれからを考える」』ですが、1月末の最終講義を終え、全15回が無事終了いたしました。最終回の今回は、『農業関係者と語る「食と農のこれから」』と題し、県内の農業者さんである芝氏、山本氏、井上氏(善兵衛農園)の3名をゲストを迎え、岸上先生リードのもと、生業としての農業について幅広い話をしていただきました。
なぜ農の仕事を選んだのか、農家さんの生活スタイル、農業は大変な仕事なのか、楽しさややりがいとは、等々農業を身近に感じさせる話題が中心で、大変意義深いトークセッションとなりました。2年前に開設された社会インフォマティクス学環の学生から、農業に関するDX化の可能性について質問が出され、和歌山県の中山間部における果樹栽培農業の地域特性(傾斜地が多いというスマート化への課題)を知る機会になると同時に、多様な学生に向けて農業への興味喚起の場になっている様子がよくうかがえました。
なお今年度は、全学の学生、社会人、高校生を含む350人を超える受講者でした。来年度もぜひ奮ってご参加ください!