『地域に学ぶひとづくり-和歌山・上秋津と大学との地域づくりからの発信-』(筑波書房)に阪井教員と岸上教員が執筆しました。
公開日 2025年04月02日
藤田 武弘・木村 則夫 ・大浦 由美・岸上光克編著『地域に学ぶひとづくり-和歌山・上秋津と大学との地域づくりからの発信-』(筑波書房)に阪井教員(第8章)と岸上教員(第12章)が執筆しました。 ※本書については、https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784811906959を参照
和歌山県田辺市上秋津における先駆的な地域づくりの実践から学び、全国の農山村地域で地域づくりを牽引する人材を養成したいとの思いから、農業法人株式会社秋津野と和歌山大学との連携により開設された「秋津野地域づくり学校(2008-2010年度:経済産業省事業)」および「紀州熊野地域づくり学校(2011-2013年度:田辺市事業)」の理念を引き継ぎ、和歌山大学が南紀熊野サテライトにおける一般市民への開放講義(通年15コマ開講)として、寄付講義「地域づくり戦略論(2014-2018年度)」「地域づくりの理論と実践(2019-2023年度)」を開講して10年が経ちました。
本書は、10年の節目として、これまで開講した寄付講義の実践記録を取りまとめるともに、私たちが上秋津での学びから得たエッセンスを、地域づくりに関心を寄せる学生や市民の方々、そして日々の地域づくり活動に悩み、ヒントを模索されている全国各地の実践者の方々と共有したいとの思いから、過去に“モデルカリキュラム” として提供してきた寄付講義の中から全13講義を選び、再構成したものです。
阪井教員が第8章「移住・定住推進と関係人口」、岸上教員が第12章「農業・農村と歩む農協」をそれぞれ執筆した。