石橋明大さん:コラボレーションとネットワークサービスワークショップ2025でベストプレゼンテーション賞を受賞

公開日 2026年01月19日

和歌山大学大学院システム工学研究科の石橋明大さん(博士前期課程2年、コミュニケーション科学クラスタ)が、コラボレーションとネットワークサービスワークショップ2025においてベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

受賞者/著者 石橋明大

ことのハブ:会話分岐の可視化機能を備えた生成AIチャットシステム

本研究では、ChatGPTなど既存の生成AIチャットシステムが抱える「1つのチャット内で複数の話題を扱うと会話が混乱する」「ブランチ機能ではチャット数が増えて全体把握が困難」といった課題を解決する新システム「ことのハブ」を開発しました。
本システムの特徴は、会話履歴を樹形図(ツリー構造)で可視化し、話題ごとに分岐させながら発想を深められる点です。また、GeminiとOpenAIの複数モデルを同一画面で比較でき、多様な視点からの発想を促進します。
12名の学生を対象とした評価実験の結果、樹形図形式は会話履歴の理解を促進し、複数モデル比較機能が発想の多様性向上に寄与することが明らかになりました。本研究は、AIとの対話をより創造的で生産的なものにする新しいインターフェース設計の可能性を示しています。

>>学会の概要:
コラボレーションとネットワークサービスワークショップ2025は、情報処理学会コラボレーションとネットワークサービス研究会が主催しているワークショップで、人・情報・ネットワークなどに関する研究発表・議論の場である。

>>賞の概要:
ベストプレゼンテーション賞は、査読付き論文および一般論文の中からもっとも優れた発表に与えられる賞である。

なお、この功績を称え、石橋明大さんはシステム工学部長表彰の対象者に決定しました。

石橋さん発表シーン

石橋さん賞状