
コミュニケーション
本クラスタは、人を中心として、人と人、人と機械、人と自然等の様々なコミュニケーションを研究対象とし、多様な対話を円滑にすることにより人と自然に優しいシステムをつくるための新しい技術や方法論を創造することで社会に貢献することを目的としています。これを実現するための幅広い領域について基盤技術から応用分野までを取り扱います。
研究分野

初対面時やグループワーク時、食事時における会話を支援する手法について研究しています。テーブルや皿への電子的な飾りつけ、会話のきっかけを作る動的コンテンツの提示によって、視覚的、インタラクティブに対面コミュニケーションを支援します。

無線通信できる複数の端末が集まってネットワークを構成し、効率的に通信する方法を研究しています。離れた端末であっても、途中の端末が中継することでデータを届けることができます。

Web上から収集した観光地に関する感想を地図上に可視化する、観光情報可視化システムの開発を行っています。特に、SNSにおいては、観光地名を含むものだけではなく、位置情報や特徴語、時間等を用いて、観光地名を含まないものからも感想の収集を行います。これより、Web上からより多くの観光地に関する感想を抽出することを目指しています。

情報通信の数学的な基礎理論を学び、様々な情報通信問題(動画像のネットワーク配信、センサネットワークにおける通信問題など)について、問題を数理的にモデル化し、その限界や、限界を達成するための具体的なアルゴリズム・符号化法を研究しています。

「逃げ地図」とは、直感的に危険な場所と逃げる方向を理解することができるリスクコミュニケーション手法の一つで、目標避難地点までの時間を色鉛筆で塗り分ける手作りの地図です。「逃げ地図」作成のイベントが行われていますが、作業コストの大きさや情報の信頼性確保、現場知の共有が課題です。 そこで本研究では、デジタル上の逃げ地図作成を目的としたシステムの開発を行っています。

現地調査や観測などを通して集めた環境に関する様々な情報を、数値解析手法や統計学的手法などを用いて解析することにより、環境問題や自然災害の原因究明,および解決策の検討を行っています。

日本や海外の自然地に実際に行き、その場所の生態環境の調査と評価を行い、自然保護に関する理論と技術を研究しています。並行して、破壊された自然を、再び蘇らせる自然再生についても研究しています。

日本や海外の自然地に実際に行き、その場所の生態環境の調査と評価を行い、自然保護に関する理論と技術を研究しています。並行して、破壊された自然を、再び蘇らせる自然再生についても研究しています。
担当教員
氏名 | 役職 | キーワード |
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江種 伸之 (エグサ ノブユキ) |
教授 | 土壌地下水汚染、地盤災害、流域水問題、環境動態解析、地理情報システム(GIS) |
葛岡 成晃 (クズオカ シゲアキ) |
教授 | 情報理論、シャノン理論、多端子情報理論 |
養父 志乃夫 (ヤブ シノブ) |
教授 | 生態系、環境修復、みどり、持続循環型社会、アジアの里山・里海、暮らしと環境 |
吉野 孝 (ヨシノ タカシ) |
教授 | グループウェア、ヒューマンコンピュータインタラクション、コミュニケーション支援、多言語・異文化コラボレーション支援、医療情報共有支援、防災・減災支援システム、データマイニング |
吉廣 卓哉 (ヨシヒロ タクヤ) |
准教授 | 情報ネットワーク、Internet of Things(IoT)、最適化アルゴリズム、データベース、スマートモビリティ |
田内 裕人 (タノウチ ヒロト) |
講師 | 地理情報システム(GIS)、流域水環境、都市洪水、豪雨災害、土砂災害、地盤災害、災害廃棄物 |
伊藤 淳子 (イトウ ジュンコ) |
助教 | 擬人化エージェント、ノンバーバル表現、対話、雰囲気 |