髙砂正弘教授が第17回木材活用コンクールにおいて木材活用特別賞を受賞しました

公開日 2014年06月07日

静岡県浜松市に設計した「西向きの家」が、木の良さをいかし、木材の利用を通して豊かな暮らしや社会を実現する住宅として、木材活用特別賞を受賞しました。表彰式は6月14日に、日本木材青壮年団体連合会の第59回全国会員宮崎大会で行われました。

受賞した「西向きの家」は東側傾斜地に建つ木造2階建てで、1階が親世帯、2階を子世帯としています。1階は中庭を中心に居室と個室を設け、プライバシーを守りながら、各室を緩やかにつないでいます。2階は大きなワンルームで、西側にあるデッキで、居室と個室とをつないでいます。1階の中庭と2階のデッキは、両世帯が利用できる庭とハナレにある階段でつなぎ、上下階の家族をひとつにまとめました。また、静岡県の天竜杉を、天井と床、軒裏に使い、柿渋で塗装しています。さらに、外壁は焼き杉板を張り、地産地消の環境と関わりが深い住宅としました。

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