進む中で見つかる【受験生応援リレー⑨】
2018.02.02
こんにちは!教育学部4年のにしむらです。
私にとって今年のセンター試験は入構禁止の二日間でした。
大学がセンター試験の会場となるので、学生は立ち入り禁止なんです。
卒業論文の提出締め切りが1月31日だったので、たくさんの資料を置いているゼミ室に入れないのは痛手でした...。
同じ日にちでも、立場が違えばこうも捉え方が変わるんだな~と、大学生活を振り返った休日でした。
卒論を書いているとき、なかなか見通しが立たない時期がありました。
仮でつけたタイトルも、章立ても、しっくりこない。
挙げ句の果てには、頭で考えすぎて完全に手が止まっていました。
そんな私に、ゼミの先生からのアドバイスは「とにかく書ける部分から書いてみろ」。
気分が乗らない日もありましたが、とにかく書き続けていたら、
自分の論じたい中心がはっきりと掴めた瞬間がありました。
そこからは、悩んでいた章立てもすっきりと整理でき、無事完成までたどり着くことができました。
というか、論文の組み立てを最初からできるはずがなかったんです。
書いて中身を充実させていくなかで、考えが段々と変化していき、
全体を見渡してはじめて構成を考えることができました。
思えば大学の学びにも、広報室の取り組みにも、同じような瞬間がありました。
はじめから何もかも分かるということはありません。
分かったつもりになっているとき、大抵それは驕りで、さぼっている証拠でした。
分からないなりに、もがきながら進んできました。
進んでいくなかで、少しずつ視界が開けて、新しい視点や考え方を身につけてきました。
去年の6月から12月にかけて通っていた舞台芸術祭のインターンシップは、大学生活の総決算。
これまでの知識や経験が有機的に結びついていって、とても充実していました。
仕事をするにあたって、自分のなかの引き出しを整理できた半年間になりました。
こんなふうに、私にとって大学生活は、もがきながらじっくり取り組むことのできる時間でした。
受験生の皆さんも、受験勉強で身につけたもがき続ける根気を、春からの大学生活でも活かしてくださいね!
私も春からの新生活のために、残りの試験と卒論発表、やり切ります。
お互いがんばりましょう~
受験生応援リレーも、次でいよいよ最終回です!
最後のメッセージは観光学部4年生の小島ちゃんから、来週9日金曜日に公開予定です。