【教育学部4年生】岡本 竜太郎(国際大学生交流[令和紀州藩])

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企画概要

私たち令和紀州藩は、国際交流基金日中交流センターの実施している大学生交流事業に参加するために、和歌山大学生6人で結成されたチームです。この事業では、ゼロから企画立案し、カウンターパート(CP)と呼ばれる中国の大学生と協力することで企画を実現させます。令和紀州藩は、済南市にある山東師範大学の学生と協力し、交流イベント「済南-和歌山 双六」と討議「旅行プラン作成・商品開発」を行いました。今回の企画はこの事業初のオンライン開催となり、Zoomを利用し、2020年11月に2日間に分けて行われました。参加者は最大で40人となりました!

参加模様

交流イベント「済南-和歌山 双六」は済南・和歌山に関する知識を学べる内容を目指しました。済南と和歌山を旅するというコンセプトで、済南のマスは全てCPが、和歌山のマスは全て私たち令和紀州藩が作ったオリジナルの双六です。パワーポイントを利用して、それぞれの地域の、観光地や特徴などの魅力と共に自分たちが紹介したいと思うポイントを織り交ぜて作成しました。

さらに、それぞれの地域について遊んでいく中で歴史を学べる「過去コース」と、現在の文化を知ることができる「現在コース」を用意しました。inspurという中国の済南市で有名なIT企業や和歌山城の階段にある小人の形をした根っこなど、現地の人でないと知らない内容が満載で、ただ会話するだけだと知り得ない知識に好奇心を刺激されました!                                                                                

双六としてのゲーム性も「1マス進む」「3ポイントGET!」など、マスごとのアクションが引き出してくれました。ポイント数で順位が決まった瞬間、参加者から喜びの声と拍手の音が聞こえたことを覚えています。企画の成功を体感できる最高の瞬間でした!

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討議「旅行プラン作成・商品開発」は、地域双六で得た済南・和歌山の知識をアウトプットする場として行いました。令和紀州藩1名と山東師範大学生3~5名で構成された6つのグループに分かれ、各テーマに沿った2泊3日の旅行プランの作成に挑戦しました。

私の班のテーマは「和歌山・恋人プラン」で、海中ポストやお祭り、熊野牛といった雰囲気の良い観光地や映える料理のお店を意識しながらプランを考えました。また、この世にない新たな物・サービス作りに挑戦する「商品開発」では、「磯ノ浦で花火が見たい!」や「大きなお土産屋さんが欲しい!」と様々なアイデアが誕生しました。各グループで力を合わせて創り上げたプランはどれも個性的で、発表を聞くことも面白かったです!

他にも着物と浴衣を着てたこ焼きを食べる様子を配信したり、Zoomに入れなくなるハプニングがあったりと様々なことを経験することができました。

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感想

令和紀州藩を結成した当初は、2020年3月に予定されていた中国への渡航を楽しみに企画の準備をしていましたが、新型コロナウイルスの影響により渡航は中止となりました。この時は、本当にショックで悲しかったです。それでも、準備を進める中で山東師範大学生からの応援動画やWeChatのメッセージを通じて、「彼らと交流するためにも、オンラインの企画を実現させよう!」という思いが私たちの中に芽生えました。企画後のアンケートで「もっと交流する時間が長いと嬉しい!」「和歌山の美しい景色を見に行きたい!」など好意的なコメントがたくさんあった時には、お互いにとって思い出に残る交流ができたと本当に嬉しく思いました。そして同時に、「次は絶対に中国へ行ってやる!」という気持ちが再燃しました(笑)。

この企画を通して得た仲間や経験、知識そして思いは一生の宝物です。本当に楽しかったです!ありがとうございました!

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令和紀州藩参加者メンバー(6名):

 リーダー:経済学部 小林 亜美さん 

副リーダー:経済学部 土肥 由乃さん

 メンバー:経済学部 辻 真奈美さん

      経済学部 鈴木 雄也さん

      経済学部 黒沢 忠生さん

      教育学部 岡本 竜太郎さん

国際交流基金日中交流センター 大学生交流事業についてはこちら!
https://www.chinacenter.jp/japanese/news/reiwakishuhan/

令和紀州藩の活動はもちろん、過去に実施されたイベントの様子を知ることができます!

是非ご覧ください!