令和7年12月3日（水）、和歌山大学敷地内において、和歌山市消防局、那賀消防組合消防本部、紀美野町消防本部、和歌山県警察本部、日本赤十字社和歌山医療センターなど関係機関と連携し、NBC（核・生物・化学）災害対応訓練を実施しました。
本訓練は、無差別テロにより化学剤曝露と外傷が同時発生する「複合災害（Cテロ災害）」を想定し、参加隊に事前情報を与えない完全ブラインド型で行われました。

当日は、本学学生が傷病者役として外傷や軽度曝露の状況を演じ、救出・除染・搬送など、多機関連携による実践的な対応が訓練されました。

参加した学生からは、
「結構リアルですごかった（システム工1年）」
「多くの機関が関わっていることに驚いた（経済1年）」
「災害時の行動を考えるきっかけになった（観光2年）」
といった声が寄せられ、防災意識向上につながる貴重な機会となりました。

和歌山大学は今後も、地域の安全・安心の確保に向けて関係機関との連携を深め、実践的な防災教育と危機管理体制の強化に取り組んでまいります。