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カリキュラム・ポリシー(博士前期課程 2020年度以降入学者向け)

システム工学研究科博士前期課程 目的及び使命

研究科博士前期課程は、社会からの複数の分野を理解し活用出来る人材の求めに応じるため、従来の工学のような狭い専門分野を深く追求するだけでなく、広い視野から時代の要請に応え、それらを解決できる新しいタイプの研究者や技術者を養成する。
(和歌山大学大学院システム工学研究科規則第1条の2第2項)

カリキュラム・ポリシー

修士(工学)にかかる学修成果を身につける教育課程を次の方針に基づき編成し実施する。

教育課程編成の視点と内容

  1. システム工学の各専門領域及び複合領域について、高度な専門的知識や技能を修得させるために専門科目、システム工学特論、システム工学研究を設置する。
  2. システム工学特論は、全学生が履修する科目としてのシステム工学講究と、選択科目としてのシステム工学特別自主演習、システム工学プロジェクト特別演習、システム工学特別研修から構成される。
  3. システム工学講究は、専門的知識に基づいて自らの研究目的・課題解決法・研究結果及びそれらの妥当性を、専門内外の他者に平易かつ論理的に説明及び議論を行う能力を修得させるために設置する。
  4. システム工学研究は、課題解決のために様々な分野の人と協働して取り組む能力や、身につけた専門知識・技能を展開して、国内外の社会や時代、地域の俯瞰的な課題分析と、倫理観をもった主体的な問題解決にあたる能力を修得させるために設置する。
  5. 特に教育上効果があると認められる場合は、当該分野の基礎知識を修得させるために、システム工学特論に開設するシステム工学基礎特論の履修を認める。

教育課程展開の授業形態・方法

  1. システム工学の各専門領域及び複合領域について、高度な専門的知識や技能を教育するための講義・演習や、これらを組み合わせた形式の授業を実施する。
  2. 専門的知識に裏付けられた思考や手法、結果、及びそれらの妥当性を専門内外の他者に平易かつ論理的に説明及び議論を行う能力を育成するために実施する研究会、ゼミナール、輪読などの形式で行う授業を実施する。
  3. 身につけた専門知識・技能を活用して、国内外の社会や時代、地域の俯瞰的な課題分析と、倫理観をもった主体的な問題解決にあたる能力を育成するためのゼミナール形式の授業を実施する。

学修成果の評価方法

  1. 専門科目は、到達目標などに応じ、科目の態様に従って、試験、レポート、作品、発表などにより評価する。
  2. システム工学特論は、科目の態様に従って、レポート、作品、発表、討論などにより評価する。特に、システム工学講究では、修士論文の研究計画、進捗状況の発表、討論などにより評価する。
  3. システム工学研究は、研究に対する取組と成果などにより評価する。
  4. システム工学基礎特論は、指導教員が個別プログラム要項に従い評価する。