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ディプロマ・ポリシー(博士後期課程 2019年度以前入学者向け)

システム工学研究科博士後期課程 教育目的

本研究科は、前期2年、後期3年からなる区分制の博士課程とし、複合分野から問題解決できる、真に産業界が求める人材を養成するため、前期・後期のいずれの課程も「システム工学」の1専攻とし、システム工学の理念を実践するため分野横断的な最新の課題に取り組む複数のクラスタを置き、社会環境の速い変化にも即応できる、ダイナミズムをもった教育研究の実働単位とします。科学技術が種々の個別領域において相当の進歩と発展を遂げた現在、より望ましい社会環境に向けてそれらを生かすためには、個別技術相互の潜在的関係を明らかにし、その相乗効果を高めて適用する技術力が必要となります。システム工学はまさに、この技術力を追求する学問領域であり、その到達すべきところは、より複雑な要因からなる課題とその周辺状況の全体を把握し、目的・目標を的確に設定して、部分問題への展開及び個別解決の再統合ができるような能力の開発です。本研究科博士課程は、このシステム工学の頂点を究め、社会環境の改善と技術立国の推進に資することを目的としています。

ディプロマ・ポリシー

和歌山大学のディプロマ・ポリシーに基づき、システム工学研究科では、以下の能力を修得し、博士論文の審査及び試験に合格した学生に博士(工学)の学位を授与する。

  1. 問題解決のために必要な知識を自主的に学習し高い水準で獲得する能力
  2. 社会や時代の複雑な問題を自ら発見し、主体的、先導的に解決に取り組むための専門能力、および高度かつ広範な専門知識の応用能力
  3. 自らの思考に基づいて得た問題、解決手法および結論を、専門的な批判に耐える水準で社会に公表する能力