決断の前に
2017.01.20
こんにちは。
システム工学部2年 池内天子です。
さむい!手ぶくろがほしい!どうせならめっちゃ可愛いやつがほしい!と、買い損ねつづけて早6年。
きょうも変わらず手はポケットの中にあります(笑)どこかから降ってこないかな、手ぶくろ。
わたしはシステム工学部の環境デザインメジャーというところで、主に建築や自然環境について勉強しています。(メジャーってなに?という方はこちら)
そこでは課題が大量にでるのですが、今追われている課題がこれ。
これは和歌山の海沿いにある空き地の写真。
ここに、家族6人(祖母・夫・妻・女の子2人・男の子1人)が住むという設定で、建物を設計します。
今回はじめて設計してみたのですが、(実際に建てるわけじゃないけど)ひとつの建物をつくるときに、決断しなければならない項目がすごく多い。
そのために知っておかなければならない情報もものすごい量。
なにから手をつければいいのだろう...
やらなければならないことや、家族のやりたいこと、自分がやってみたいこと。いろんな条件がぶつかって、なかなかひとつの形が見つかりません。
そんななかで、知り合いの建築士さんに言われたひとことが頭をすっきりさせてくれました。
「ぜったいにこれだけはするっていうことを1つに絞ったらええねん。
あとのことは、それを実現するためにどうあればいいかを考えたら自然と決まる。」
すとん、と納得。
たくさん決めなければいけないって思ってたけど、実はひとつだけ決めたらいいんや。
そう考えたらようやく、あたまがまとまりはじめました。
絶賛作業中!
わたしが受験生だった頃、志望校に求める条件は大きく3つありました。
- 自宅がある大阪から通えること
- 国公立であること
- 理系であり、デザインについて学べること
これをもとに先生に相談し、ネットで検索し、志望校を決めました。
しかし、このなかで本当に大事な条件はあったのか。いちばんわたしがしたかったことはなんだったのか。
金銭的に自宅から通いたい、国公立がいい。それはもちろん重要でしたが、考えるのはあとでもよかったはず。
いちばん、わたしが、したいこと。
たぶんその頃、人に言えるようなやりたいことなんてなかったけど、言葉になってない、ぼやっとした「こんな大人になれたらいいな」っていうイメージはあったはずなのに。
それをもっとはっきりさせる努力が足りなかったなあ...
両親にこうしろ、とプレッシャーを与えられた訳でもないのに、いつの間にか自分で考えて決断することをめんどくさがっていました。
大学生になってはじめて、自分は何が好きなのか、どんな職業にというよりは、どんな大人になりたいのか。深く考えるようになりました。
日記も1年ほど続いています。今年の日記帳かわいすぎませんか!?
今、先輩たちは卒業にむけてまっしぐら。4月には新入生が入ってくる。
わたしも2年後には卒業するんだ。
その頃にはもっと○○したい!って、はっきりしたものをひとつもっていますように。
ように。じゃないな、もってるぞ!
次は観光学部2年の岩川大地。
よろしくです~~~~!