【経済学部2年生】髙井 賢人さん(大阪府・上宮高等学校出身)
2020.08.07
趣味等簡単な自己紹介
はじめまして。経済学部2回生の髙井 賢人です。趣味は小学校2年生の時に始めた野球です。大学では野球が趣味ということもあって、ソフトボール同好会に所属しています。また、和歌山大学特有のクリエにあるソーラーカープロジェクトにも参加しています。
私が経済学部を目指した理由と現在の活動
私は経済学部に所属していますが、高校では理系を選択していました。しかし、受験勉強を続けても理系教科の得点が伸びず、理系での受験は厳しいと判断しました。そこで高校の担任の先生に相談したところ、紹介されたのが和歌山大学経済学部でした。和歌山大学経済学部には経済学を分野ごとに分類した6つのプログラムが用意されています。2回生までに自分がどの分野に興味があるかを考え、その後プログラムを選択し、専門的な学習に臨むという学習形態です。この形態があることで、自分の興味のある分野を詳しく学ぶことができると思ったので、私は和歌山大学経済学部を受験することに決めました。
現在は、全授業がオンラインで行われています。オンデマンド式と同時双方向型の両方の授業があります。経済学を学ぶ上ではグループワークを必要とする場合が多くあるので、様々なツールを駆使して議論を遠隔で行っています。また、6月中旬には自分が専門的に学びたい分野を少人数で学ぶ発展演習という授業の配属が決定したので、今後はより専門的な学習をしていくことになります。
課外活動とアルバイト
自己紹介の欄にも掲載させていただいたのですが、私はソフトボール同好会とソーラーカープロジェクトとい二つの課外活動に参加しています。ソフトボール同好会は週二回の練習と練習試合が主な活動ですが、サークルながら関西リーグに所属しているので、春と秋には他大学のソフトボール部やサークルと公式戦を行っています。新型コロナウイルスの影響で今年の春のリーグは中止となってしまいましたが、秋のリーグに向けて練習に励んでいます。
次にソーラーカープロジェクトについてです。和歌山大学には学生の研究や、やりたいことを支援してくれるクリエ(協働教育センター)という機関があります。そのクリエの中の1つのプロジェクトとして活動しているのがソーラーカープロジェクトです。昨年までは毎年鈴鹿サーキットで行われる耐久レースに出場していました。今は2021年にオーストラリアで開催される世界大会への出場を目指しています。
この二つの活動で私の大生活が成り立っているといっても過言ではありません。活動費を賄うために空いている日はアルバイトをしています。ですので、実質休みがほぼありませんが、課外活動が充実しているから忙しくも楽しい毎日を送っています。
受験時代の息抜き法
私の受験勉強の息抜き法は主にYouTubeとランニングでした。YouTubeは見出すと止まらない可能性があるのですが、そこは自分の中で時間割のようなものを日ごとに決めることで勉強と息抜きを分けていました。例えば、今日は数学を1時間、次に国語を1時間勉強しよう。2時間勉強したら疲れているだろうし、集中も切れてきているだろうから息抜きで30分だけYouTubeを見よう。という風にあらかじめ計画を立てて勉強していました。また、ランニングは私にとって一番の息抜き法でした。勉強やYouTubeを見ることは室内で行うことで、一人の時間になっているので、受験のプレッシャーや様々な不安がよぎりやすい環境になっていました。そんな時に屋外に出てランニングをすると無心になれるし、ストレスの発散にもなりました。
和歌山大学に入学してよかったと思うこと
本気になれる課外活動に出会えたことです。ソフトボール同好会では本気でリーグ昇格を目指していますし、ソーラーカープロジェクトでも世界大会という大きな目標に向けて本気で作業を行っています。本気になって頑張れることに出会えることは、とても幸せなことだと思います。
和歌山大学を目指す受験生へメッセージ
いま、受験勉強をしている受験生の皆さんは私が想像できないほどの不安に苛まれていると思います。新型コロナウイルスの影響、受験制度の変更などにより、私が受験した時にはなかった不安要因が多くあると思います。その中で勉強の結果が出なかったり、勉強の集中ができなかったりすると、自分を責めるような気持になってしまうこともあると思います。でも、責めるのではなく、次にどうするべきかを考えてほしいです。結果が出なかった要因を考えて、勉強方法を変えてみたり、集中できる環境を探してみるという風に、次にいい結果・影響が出るようにどうするかという前向きな考え方をしてください。受験においてマイナスな思考がプラスの効果になって返ってくることは絶対にないと思います。
また、大学生になった自分を想像してみてください。大学は自由でとても楽しい場所です。そこで生き生きと大学生活を送っている自分の姿を想像して、受験勉強をすればするほどその姿に近づくと思って頑張ってください。
最後になりますが、受験勉強を乗り越えた皆さんと和歌山大学で共にキャンパスライフを送る日を私も楽しみにしています。様々なことが難しい状況ですが、自分を見失わずに頑張ってください。微力ながら応援しています!