キャンパスライフサポートルーム(障がい学生支援室)
2015.05.09
昨年夏に新設!
和歌山大学のバス停からキャンパスへ向かう長い階段の横の建物、本部棟の4階。学生は保健センターとして使うことが多いですが、同じフロアに障がい学生支援室ができました!
支援室の主な役割としては、
1)講義を受ける上で不便が生じた際のサポート
2)入学前や入学後の補助、相談
3)学外・学内の連携 があります。
障がい学生支援室では、必要なサポートのみを提供するということを大切にしていて、自分の力で生活していけるようにフォローをしています。
学内生活をサポート
具体的には
・歩行の補助、電動車いすの貸し出し
・ノートテイク(代わりに板書をとる)
・パソコンテイク(講義内容をパソコンに打ち込む)
・講義内容の電子化、音声化
・レジュメなど必要なプリントを点字化する
などがあり、障がい学生支援室にはそれらに必要な機材が完備されています。
また、上記のようなサポートを行う、学生サポーターを募集・養成しています。
もし、学生サポーターに興味がある人がいれば、障がい学生支援室まで。細かい予定も調整もできるので気兼ねなく言ってください!
入学前や入学後の補助、相談
入学前に、どのようなサポートが必要であるのか、学内にどんな物理的なバリアがあるのかを見て回ることができます。
必要に応じて、整備もしていきます。
また、入学後も、この部屋で相談できます。
徐々に自分で出来る範囲が広がっていき、サポートを必要としなくなる場合ももちろんあります。
支援室は必要なサポートのみを行うことを大事に対応しています。
支援の中心的な場所
支援室が出来たことで学生生活での相談を持った学生があちこちに行かなくても一元的に相談に乗れるようになりました。
それによって手探りで支援していた教職員の負担も減りました。さらには、教職員の方が支援の相談に来れるようになりました。
これからは、いままで以上に他大学の研修などに参加し、その人にあった障がいのサポートができるようにしていくそうです。
和歌山大学は、まだまだ準備段階ではありますが、個々の状況に合わせた支援を目標としています。
活動に興味のある学生は、ぜひ一度本部棟4階障がい学生支援室を訪れてみてください!
経済学部 山本元気