Interview
先輩たちの声
教育学部
教育ボランティアやへき地実習を通して実践的な経験を積み、生まれ育った地域で教師になりたい
在学生
小川 裕斗さん
和歌山大学教育学部を選んだ理由、現在学んでいることを教えてください。
和歌山県の教員を目指しているので、和歌山の各地域に開けた実習や取り組みがあるところや、教育ボランティアなど学校現場での経験が積めるところに魅力を感じました。
所属ゼミでは、教科教育に焦点を当て、各教科で有名な戦後の実践家について調べています。卒業論文はそれぞれの研究テーマをみんなで議論し合い、いじめや不登校といった教育課題や和歌山の特色を生かした教育などあらゆる分野について学びを深めています。
「アクションターム」(3年次後期)にはどのような活動を行いましたか その活動を通して学んだことや身についたことを教えてください。
へき地・複式実習、教育ボランティア、熊野古道ジュニア語り部のボランティアを行いました。
教育ボランティアでは、実際の現場の雰囲気を体感しながら、学生ではなく教師の立場として子どもたちと関わるという実践的な経験を積むことができました。
へき地実習では、小規模な学校の取り組みや複式授業の進め方を和歌山市内の学校と比較しながら学ぶことができました。また、ホームステイを通じて地域の人々との交流の大切さを実感し、その交流が学校づくりや授業にもつながることを学びました。
和歌山大学教育学部に進学してよかったこと、卒業後の夢や目標、なりたい人物像をお教えください。
同じ和歌山出身の同期が多く、また教育を目指す人が多いので、お互いがもつ特技や経験を共有しながら、高め合えるところがいいです。同じ分野に興味がある人以外の人との交流により、より自分の中の経験や知識の幅が広がったと感じます。
夢は、生まれ育った地域で教師になることです。子どもたちの声をしっかりと聴くことができるとともに、その地域の文化や良さを伝え、その地域を支えてくれるような子どもたちを育てていくことで地域に貢献していける人物になりたいと考えています。