Interview
先輩たちの声
経済学部
経済学の学びを通じて、農業や過疎地域の課題に向き合い、地域の未来を描く
在学生
幡 久慈さん
現在の専攻ではどのようなことを学んでいますか?
所属しているサステイナブル・エコノミープログラムでは、経済・経営・法律の視点から、持続可能な社会について学んでいます。特に、日本の農業や農村が直面している課題に強い関心があり、農業の担い手の減少や高齢化、地域の暮らしを支える農村のあり方について、深く学んでいます。
また、大学院進学を見据えて、2年次から研究の基礎を学べる「エキスパート・コース」を選択しました。3年次で卒業が可能な「早期卒業制度」も活用できるため、専門性を高めながら将来に向けた準備ができる点も魅力です。
所属学部に進学してよかったことは何ですか?
経済学だけでなく、人文社会科学の幅広い分野に触れられる点が魅力です。講義やゼミの選択肢が豊富で、自分の興味に合わせて学びを深めることができます。また、和歌山大学は地方にあるため、地域の行政や企業の方々と直接関わる機会も多く、地方の魅力や課題を肌で感じることができました。
印象に残っている授業や学びのエピソードがあれば教えてください。
1年次に受講した「ラーニング・スキル演習1・2」では、グループワークを通じて物事を多角的に捉え、論理的に考える力を養いました。学生が主体的に参加し、課題の解決を目指す“アクティブラーニング”の授業で、他者と協働する難しさや、伝える力の大切さを実感しました。こうした学びは、今後の研究活動や社会での実践にもつながると感じています。
卒業後の夢や目標を教えてください。
大学での学びを通じて、日本の農業や農村の持続可能性に強い関心を持つようになりました。卒業後は経済学研究科に進学し、これらの課題に対する研究を深めたいと考えています。将来的には、農業や地域社会に貢献できる仕事に就き、社会課題の解決に取り組む人材になりたいです。
これから経済学部を志す高校生へメッセージをお願いします。
和歌山大学経済学部では、経済学だけでなく、経営・法律・会計・情報など多様な分野を学べます。他学部の学生と協働する講義や課外活動もあり、視野を広げるチャンスがたくさんあります。将来の進路がまだ決まっていない方も、大学生活の中で自分の興味ややりたいことを見つけられるはずです。


