Interview
先輩たちの声
観光学部
地域にも旅人にもやさしい観光のかたち―全国の仲間と学ぶ観光学部
在学生
清野 健太郎さん
和歌山大学観光学部を選んだ理由やきっかけを教えてください。
生まれてから18年間育った地域への愛着が非常に深く、「自分のふるさとを守りたい」という気持ちが強くありました。地域に住む人々と観光客の双方に利点があり、持続可能でもある観光の形を模索したいと考え、観光学部を目指しました。
現在、所属学部ではどのようなことを学んでいますか。授業、ゼミ、実習、研究活動などについて教えてください。
観光学部の専門科目では、観光学の持つ多義的かつ多角的な側面を深く掘り下げ、多岐にわたる観光事例や最新の観光形態について体系的に習得しています。単なる事象の把握に留まらず、社会、経済、文化といった多様な切り口から観光の本質を捉える視座を養ってきました。
また、ゼミナールにおいては観光まちづくりを専門とする教授の指導のもと、文献の輪読やクリティカルなレビューを重ねています。理論と実践の往還を重視し、ゼミの仲間との活発な議論を通じて、地域課題の解決に向けた具体的なアプローチや持続可能な観光振興の在り方を日々学んでいます。こうした研鑽を通じ、客観的な分析力と多角的な洞察力を磨き続けています。
在学中に特に印象に残っている授業や学びの経験について教えてください。
最も興味深かった科目は「観光学概論」です。この講義を通じて、それまで漠然と捉えていた観光という事象を、学問的な視点から構造的に理解することができました。特に、観光が地域にもたらす経済的・文化的な「正の側面」だけでなく、オーバーツーリズムや環境負荷といった「負の側面」も併せ持つという二面性を学んだことは、私にとって大きな転換点となりました。
また、観光の変遷を歴史的な時系列に沿って体系化したことで、現代の観光形態がどのような社会的背景から成立したのかを深く洞察できるようになりました。この授業で得た多角的な視点と基礎知識は、現在の私の学びにおける揺るぎない土台となっており、複雑化する観光課題を考察する際の重要な基礎となっています。
所属学部での学びを通じて身についた力や、自身が成長したと感じる点について教えてください。
物事の多面性を認識する力が身についたと感じています。とくに、観光のような多様なステークホルダーが関与する産業においては、正しいことと正しくないことに二分化して考えることが困難なケースが多くみられます。そのような事例を学ぶ私たち観光学部生は、特にこれらを客観視する力が身についていると考えています。
所属学部に進学して良かったと感じることを教えてください。
進学以前、私は出身地域のみの視点にとらわれていました。しかし、国立大学唯一の観光学部を有する和歌山大学では、北は北海道から南は沖縄まで、さらには海外からも学生が集まってきます。課題意識・当事者意識を強く持つ仲間と共に学びを深められる環境は、自分自身を大きく成長させてくれる理想郷であると感じています。
所属学部を目指す高校生へメッセージをお願いします。
和歌山大学観光学部では、想いを形にするための環境が揃っています。観光学部での学びを通して、自分のふるさと以外の大切な場所が生まれることでしょう。
やらなければならないことは全力で。やりたいことも全力で。そんなメリハリのある環境が揃っているのが、和歌山大学観光学部です。


