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2025年度実施レポート
令和7年10月25日(土)、和歌山大学栄谷キャンパスにおいて、「わだいフェスタ2025」を開催しました。
暖かく穏かな気候の中、今年度は「教育学部150周年・システム工学部30周年」を記念する催しとし、卒業生・同窓生、在学生、教職員等の「和大関係者」約100名が参加しました。

総合司会は、和大OGでフリーアナウンサーの笠野衣美さんにご担当いただきました。
本山貢学長から、本年は教育学部とシステム工学部が節目の年になることと、「わだいフェスタ」開催の趣旨として、学生達の活躍する姿を発表する場にしたいという挨拶があり、和歌山大学混声合唱団による学歌合唱を行いました。


続いて、吹奏楽団による「情熱大陸」「魔女の宅急便メドレー」「吉本新喜劇のテーマ」「世界の約束」「Diamonds」の演奏があり、にぎやかな雰囲気となりました。





その後、システム工学部に創設段階から関わった曽我真人准教授から「システム工学部30周年の歩みと今後の発展に向けて」と題した講演がありました。
講演の中では、システム工学部を設置するにあたって置かれた理工系学部創設準備室や、建物新営と学生受け入れに関する苦労話が披露され、今後の発展に向けてどのような魅力を発信していくかについて話されました。


最後に足立副学長とクリエソーラーカーチームの対談形式で、2年ぶりに開催され挑戦したBridgestone World Solar Challenge 2025の結果報告がありました。ソーラーカーチームは前回大会(2023年)の初出場経験を活かし、新たに3輪構造のソーラーカー「YATA」を約1年半をかけて開発し、今回大会に臨みました。「YATA」は安全性を確保しつつ、車体の軽量化と空力性能の向上を実現し、新たに設計した電気系統などの先進技術も導入しました。
ゴール目前に悪天候によりコースアウトし、結果としては完走はなりませんでしたが、レギュレーションを踏まえた開発、オーストラリアへの運搬と通関、車検や他チームとのコミュニケーションのための英会話など、キャンパス内だけでは得られない学びについて語られました。


また、14時からは東2号館L101で教育学部150周年記念式典が挙行されました。
式典の様子は、教育学部ホームページをご覧ください。
お越しいただきましたOB・OGのみなさま、ご参加いただき本当にありがとうございました。