仲間とつながる「研究」!【受験生応援リレー⑥】
2016.01.18
受験生のみなさん、こんにちは!
大学院システム工学研究科2年の谷口祐太です。
センター試験2日間お疲れさまでした!
昨夜はゆっくり眠れましたか?
今日は自己採点ですね。
試験が自分にとって難しかったとしても、簡単だったとしても
みんな受けた試験は同じなのでそんなに悩む必要はありません!
今日からは2次試験に向けて、出願する大学選びと受験勉強を
もうひと踏ん張りするのみです!
私がセンター試験を受験したのはもう7年も前の話...
ちなみに私の家にはいまだに私の受験したセンター試験の問題冊子が
置いてありますよー
さてみなさん、突然ですが大学ってどんな場所だと思いますか?
いろいろな考え方があると思いますが、私は
半分が「教育機関」であり、半分が「研究機関」であると思っています。
今日は大学の「研究機関」な一面を紹介したいと思います。
「研究」というキーワードにみなさんなかなか馴染みがなくて
ピンと来ないかもしれませんが、文系・理系問わず4年生になると
卒業研究をして卒業論文を執筆しますので、
実は受験と同じくらいみんなが通る道なんですよね。
私はシステム工学部の情報フォトニクス研究室に所属していて
研究室の人たちはみんな「光」を専門に研究しています。
私は光を虹のように色ごとに分離する「分光」について研究していて、
他の研究室仲間は3Dディスプレイや次世代のCDのようなメディアの研究などなど
それぞれが違うテーマで毎日研究をしています。
この写真はレーザー光を使って実験をしている様子です。
暗室でレーザー光を使っていると、いかにも実験しているなあって気分になれます(笑)
和歌山大学の中では違う分野の研究をしている研究室が
たくさんありますが、学外に目を向けると同じく「光」について
専門的に研究している研究室がたくさんあります。
そんな同じ専門の人たちが集まる場所が「学会」と呼ばれる場所です。
それぞれの研究室の学生や教授、はたまた企業で研究されている方々が
たくさん集まって自分たちの研究成果を発表します。
大学生活の4年間で学会で発表する機会はあまりないかもしれませんが
発表を聞きに行くことはできますし、大学院に進学すれば発表する機会も
たくさんあります!
高校までで他の学校の生徒さんと会う機会といえば
だいたいは部活動などでの「対戦相手」として出会うことが
多かったと思いますが、大学では同じ目標を持つ「仲間」として
出会う機会も増えます。
他の大学の学生との交流の機会は研究での学会発表だけではなく
部活やサークル、クリエでもたくさんあります。
私はいままで、学生広報チームPRismの活動で
関西の大学で私たちと同じように学生で広報活動をしている人たちと意見交換をしたり、
クリエの活動では毎年1回、徳島大学でモノづくりをしているチームの人たちと
自分たちの活動について発表する合同発表会に参加しました。
私の所属しているクリエのソーラーカープロジェクトが
徳島大学に行って合同発表会に参加したときの写真です。
同じモノづくりをしている人たちに意見を求めたり、逆に求められたり、
モノづくりをしていないプロジェクトの活動を聞いてなるほどと思えることも
たくさんありました。
私は「研究」とは、ある事柄について誰にも負けないくらい知識を深めることだと思います。
論文を書くような研究だけでなく、同じ目標を持った人たちから知識を得ることも
立派な研究だと思います!
みなさんは大学生になったらどんな研究をしたいですか?
もちろんその答えは1つに絞る必要はありません!!
さて、学生広報チームPRismでは毎日新聞の和歌山地域面に隔週火曜日で
WadaiScope @号外というコラムを掲載していて、大学の魅力などを発信中です。
明日19日(火)は受験シーズンにぴったりの「大学を選ぶ」というテーマの記事が掲載されます!
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