こんにちは!
どんな春服を買おうか考え込んでいる、システム工学部1年池内天子です。
受験生のみなさん、前期試験おつかれさまでした!3月12日は後期試験ですね。
実はわたしは、和歌山大学に第一志望で入学したのではありませんでした。
第一志望の前期入試で、いつもなら解けたような問題が入試で解けなかったんです。帰り道は放心状態で道に迷い、帰ってお笑い番組を見るや終始大号泣。家族にずいぶん心配をかけました。
こんなはずじゃない、そんな気持ちで入学した「和歌山大学」。
入学してから1年が経とうとしています。
第一志望に入学していた自分と、和歌山大学で学んでいる自分
比べることはできないし、どっちのほうが良い悪いもありません。
ただこの一年間で手に入れた、自分にとって大切な考え方があります。
それは「○○大学に通う私」ではなく「○○を勉強している私」として自分を見つめる、ということです。
周りと比べて自分を見ても、いつか折れてしまうし、自信を持つことも難しい。でも、この見方ならもっとシンプルに自分を見つめることが出来ます。この見方ができるようになったのは、わたしがこの1年で手に入れた一番大きいことでした。
和歌山大学は山の上にあるので、当然都市部からは離れていますが、学ぶために必要なものはすべてそろっていて、むしろ伸び伸びと勉強できます。
例えば、受験勉強中スマホが手元にないから集中できる、というような感じです。
最近、めっちゃ面白い!って思ってる本があります。
保育園に通っていた頃、「将来の夢は?」と聞かれると「建築家!」と答えていました。
その頃ちょうど両親が家を建てようとしている時期で、かっこいい建築家さんに憧れていただけでしたが(笑)
今、改めて「建築」について考えてみると、「建築」を通して見える世界の面白さにびっくり仰天です。エッフェル塔が悪者扱いだったなんて!日本と西洋で光への態度が違うなんて!山の見た目が今と昔で違うなんて!
今まで他人事としか思ってなかったことなのに、俄然面白い。高校生の頃、ため息まじりに言っていた「勉強しよ」を、今はわくわくしながら言っている。大学の勉強の楽しさ、想像以上!!!
そんなこんなで苦々しい気持ちで入学した和歌山大学だったけど、今は100%楽しんでいます。春休みも楽しいけど、早く専門の授業を受けたいっていう気持ちがムクムクと...!
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高校では歴史の勉強があまり好きではありませんでしたが、今勉強するにあたって、歴史の大切さを痛感しています。この時代はこんなことが起こって、こんなことが考えられて、だからこんな建築が生まれた。それを理解する糧に高校の学びがなってくれています。
受験生のみなさんへ
受験勉強はしんどい。つらい。長い。でもその先にきっと繋がります。だからそのときの自分のためにも今の勉強がんばってください!山の上、和歌山大学から応援しています。最後まで駆け抜けろ~!!!