こんにちは! 教育学部2年生の御影です。
最近すっかり暑くなりましたね。学内でも半袖の人を見かけるようになりました。
さて今回、僕がオススメする講義は「教育相談の心理学A」です。
この講義は教員免許の取得に必要なので取ったのですが、ためになることが多くて、面白かったので紹介します。
この講義では、カウンセリング的な要素をいかしつつ、子どもと向き合い、接し方を学んでいます。
カウンセリングといっても難しいものではなくて、教師が子どもの話すことをしっかり「聞く」姿勢を大事にしていこうよというものです。
子どもの話を「聞く」ことができるようになるために子どもの発達心理や子どもへの支援方法なども勉強しています。
今まで僕は教師の仕事は「教える」ことが中心で大事だと思っていました。
でもこの授業を受けて、個人の持つ悩みや困難を知って解決を援助できる「聞く」ことも同じくらい大切だということを知ることができました。
実際、僕も高校生のとき、先生と話して気持ちが楽になったり、考えがまとまるということがよくありました。
しかしこの「聞く」ということはなかなか難しいです。
自分がもし教師という立場になったとき、多忙な状態で1人1人としっかりと向き合う余裕があるのかとか子どもが話してくれたことの真意をはかりかねてしまうこともあるんじゃないかとかいう不安もあります。
自分が子どものために何ができるのか、これからの授業でも考えていきたいです。
これから教師を目指す人や子どもの関わり方を知りたい人に受けてほしい講義です!
二年前に違う人が同じ「教育相談の心理学A」を紹介している記事があるので、こっちも読んでみてください。
↓ちなみにこれが講義で使っている教科書です。
そして今回のテーマとは関係ないのですが、平成27年度の和歌山大学の教育学部の教員就職率が全国1位になりました!(卒業者全体を母数とした就職率)
和歌山大学は、一年生から教育実習に行ったり、和歌山市内の小中学校にボランティアに行く制度が整備されていて、実際に利用している学生は多いです。
学生のうちから教育現場を知り、日々教育問題について考えている成果が、近年の人物重視の教員採用試験の合格につながっているのだと思います。
僕は今2年生なのですが、今年の夏休みは1週間支援学校に実習に行きます。実際に座学で学んだことを実践できる場として楽しみです。
偉大な先輩たちに近づけるように、僕も今のうちから積極的に実習に参加して、教育についての知識を深めたいです。