ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシー
カリキュラムの特徴
10のメジャーから2メジャーを選択し、複合的に専門分野を学習
システム工学部システム工学科では、学生は、自らが思い描くキャリアパスと本人の能力、そして履修指導を通して、10のメジャー(教育・研究領域)から2つのメジャーを選び(2年次)、複合的に専門を学びます(3~4年次)。
これは、創設以来システム工学部が進めてきた「複数の技術領域を見通し、新しい産業の創生に寄与できる人材の育成」を深化させ、自ら学び考える力をもち、学術・産業研究を含む広範な理工系分野で活躍する自律的な高度技術者の育成を目指したものです。
学生自身が2つのメジャーを選ぶことで、学びの選択肢を広げることができ、広範かつ柔軟な専門性をもった応用力・適用力が養われることが期待されます。(この組合せをコースと称しています。)
詳しくは「コースについて」をご覧ください。
履修単位の登録上限設定の状況
2022(令和4)年度以前の入学者は、各学期の上限は26単位(1年次後期以降、GPAに応じて緩和)です。
なお、各学期の上限に含まない科目もあります。詳しくは履修手引を参照してください。
卒業までの流れと科目について
システム工学科の卒業要件、その科目構成は下記のとおりです。
【卒業要件】
132単位以上
【科目構成】
図をクリックすると、別ウインドウで拡大表示します。
教養教育科目 | 34単位(必修科目を含む) |
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専門教育科目 (基礎科目) |
20単位(必修科目を含む) |
専門教育科目 (メジャー科目) |
第1メジャー科目 32単位 (必修科目を含む) |
第2メジャー科目 16単位 | |
その他のメジャー科目 14単位 (連携展開科目を含む) |
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自由選択科目 | 8単位(連携展開科目を含む) |
卒業研究 | 8単位(第1メジャーで実施) |
- 1年次では、1学科共通で専門教育科目(基礎科目)を履修します。
- 2年次初めに、学生の希望と1年次の成績により第1メジャーを決定します。配属後の履修指導を通して、第2メジャーの決定(コース決定)が行われます。詳細は「メジャー配属(コース決定)までのプロセス」をご覧ください。
また、1年生後期に開講されるメジャー体験演習については「メジャー体験演習の概要とテーマ一覧」をご覧ください。 - 2年次~4年次では所定の単位を履修します。第1メジャーからは32単位以上、第2メジャーからは16単位以上を履修しなければなりません。また、選択科目を利用して第3のメジャーの専門科目を履修することも可能です。
- 理科又は数学教員養成(スーパーサイエンスティーチャー)プログラムへの認定は、2年前期終了時に行われます。
- 大学院特進プログラムへの認定は、3年終了時に行われます。
- 科目ナンバリングについての説明はこちら
履修モデル
学年暦
自主演習については協働教育センター(クリエ)をご覧ください。
表彰制度・特別プログラムについて
様々な選択ができる特別プログラムを設置
特徴的な教育プログラムとして、学部生が大学院の授業を履修することのできる「大学院特進プログラム」や、理科又は数学教員を目指す学部生が教育学部の教員免許科目を履修することができる「スーパーサイエンスティーチャープログラム」など、これまでにはなかったさまざまな選択肢が用意されています。
優秀な学生を評価
システム工学部では、2011年度よりStudent of Academic Excellence賞を設けています。
3年次終了時の学修で成績が優秀な学生に対して、メジャーの推薦により、学部長がこれを表彰します。
学部長表彰・研究科長表彰
システム工学部およびシステム工学研究科では、2004年より学部長・研究科長表彰制度を設けています。学会発表など研究活動等において高い評価を受けた学生に対して贈られます。対象となる学生については、指導教員の推薦を受けて、委員会にて審議・決定します。
学生は、学部長(研究科長)から表彰状を授与されるとともに、北1号館エントランスホールに表彰者プレートが掲げられます。
システム工学部(システム工学研究科)では、学会での優秀論文賞や優秀発表賞、デザインコンペでの最優秀賞など、毎年多くの学生が学外発表で受賞しています。これは、学力はもちろん、プレゼンテーション能力の向上も目指したカリキュラム構成の成果であると考えています。
工学の知識・技能を待ち、産業界の技術動向を理解できる理科又は数学教員養成プログラムです。教育学部が開講する教員免許科目の単位取得が可能で、卒業後、教育学研究科(教職大学院)に進学し、教員免許の取得を目指します。
成績優秀者かつ進学予定者にシステム工学研究科の開講科目の単位の先取りが可能なプログラムです。進学後は、先取りで余裕のできた時間を研究活動にあてることができ、優れた研究成果が期待されます。